自分の心の中をのぞく一番の方法

写真

まわりにあふれる人やものの中で、本当の自分を知るにはどうすればいいのでしょう。近頃はさまざまな自己評価テストが開発され、それを手がかりに、自分が一番幸せに感じるものを見出せるようになっています。けれども、自分の心の中をのぞくのに一番必要なのは、それに集中できる時間と集中力なのです。●自分だけの使命文を書く。自分の未来像を描かずに生きるのは、行き先を知らずに飛行機に乗り込んだり、作戦を知らずにフットボールの試合場に駆け込むようなものです。そこで、あなたの人生を最終的にどうしたいのか、紙に書いてみましょう。文法や綴りなどは気にしなくていいのです。思いつくまま、もうこれ以上は書けないというくらいに書き続けてください。それを一週間脇に置いておいてから、再びそれを数行にまとめます。もう一週間後に今度はその数行を一行に縮めます。●「トップテン・リスト」をつくる。あなたの人生で大事な人は誰ですか?大事なものは何ですか?それは実際のものではなく、神様かもしれないし、組織や信念、主義、計画かもしれません。その長いリストができたら十番目以下は切り捨てて、一から順に並べます。その中で、毎日意識して大切にしているものがいくつありますか?あなたの生活はリストの順番をどんなふうに反映させていますか?

写真

●心のくず拾いをする。自分を知るのに頭を使いすぎると、観念的ではないレベルで大切なものを見失うことがあります。結局のところ、私たちは頭だけでなく心も、思考だけでなく情熱も授かっているのです。美しい、正しいといった感覚、あるスタイルや色、味、場所、活動に対する好みもあります。一週間、まわりの環境に自分がどう反応しているか観察してみてください。ものや写真、自然のかけら、食べもの、数枚の服、はがき、おもちゃ、道具など、あなたがとりわけ魅力を感じるもの(「美しさ」がなくてもいいのです)を集めてください。それを見て考えるのです。これがどうして心に訴えるのか。どんな気持ちを呼び起こされるのか。この大切さをほかの人にどう説明するのか。これが自分の人生にどのくらい反映されているか、と。●自分にインタビューする。あなたが一番知り合いになりたい人に招かれたと思ってください。一時間、その人と屈託のない話ができるとしたら、どんな質問をしますか?リストをつくり、次にあなたにも当てはまる質問に印をつけてください。そして、テープレコーダーに向かって、絶対に秘密を守ってくれる人と話をしているかのように各質問に答えるのです。あるいは答えを紙に書きます。それをとっておいて、あとで聞き直したり見直したりしてください。